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人間は、何で存在するんだろう。
生命って、何なんだろう。


……永遠のテーマでしょうか?


最近カズキが病んでるので(←おい)こんなことばかり物語の中で書いているような気もしますが、一体そんなわたしは読んでくれている人にどう見えるんだろうw

ちなみにわたし自身はと言うと、あんまりこういうことを考えて生きるタチではありません。←ぁ


……こんなこと言っていーんですかね^^;
物語の中でカズキが考えていることの信憑性(?)が薄らぐかしらん。


生きたいとか死にたいとか、余り考えて生きるタチではないんですよ。
どう生きるかってことはわりかし考えるような気もしますが、そもそも生きていることそのものについて考える機会は余りありません。

そりゃまあ人間ですから、悩みに悩んで「もう死にたい」と思ったことや、「こんなふうに思うのなら死んだ方が楽だ」とか考えたことがないとは言いませんが、あんまり維持できません。
「どうせ生きてんだから楽しく生きようっと」で終わってしまう。



だけど、ある悩んでいる人にこう言われて、言葉に詰まったことがあります。

「楽しく生きるとか、一生懸命生きるとか、そうして生きて、何になるの? だって俺が死んで、周りも死んで、みんなが死んだら何も残らない。この星が消えてしまえば何にもならない。全てに意味がない」

ですよねー。
……と言うわけにもいかず、何と言ってあげれば良いのかわかりませんでした。


そう。突き詰めて考えれば、この星が消滅した時点で、あるいは人類が滅亡した時点で、全て意味がないのでしょう。
人は死して名を残すと言いますが、その名を認識する存在がどこにもいないのですから、ないも同然です。

では何で生きてるんでしょうね。
どうして存在してるんでしょうね。
人に限らず、全ての存在が、何なのでしょうね。





だけど、そうして全否定して、生きるのやめるの?





考えてもしょうがないことを理由として自己否定をする考え方の方が、余り好きではありません。

何を考えたとしても、何を否定したとしても、わたしは生きたいし、何より死ぬのは怖いですよ。
悲しい思いも悩みも辛さも尽きなくて、生きていくことそのものが面倒臭ぇと思いはしても、やっぱり生きたいし、生きたければ楽しい方が良いじゃん?

自己満足の何が悪い。




……こんな奴が書いているから、きっと今回の話の流れ(第3部第2章9話)はあんなふうになってしまったのでしょうorz

嗚呼。








カズキが悩むせいで、わたしも柄にもないことを考え続けさせられていますが、おかげでいろいろ勉強する気にもなるものです。
とほほ。






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ここ最近、このカテゴリで書いていることが少々重いでしょうかねw
実は「黒い家」と言うわたしが大好きな貴志祐介氏の小説を久々に読み返してふと思ったので、「QUEST」と絡めて書いてるだけですが。←ぇ?



人の心とは、何なのでしょう?



もちろん、何の関係性もなく絡めているわけじゃありません^^;
今公開中の部分(第3部第2章8話)までお読み下さった方は、絡めた理由もお察しだと思います。

カズキが暗いからです(違

自我、個性、存在の意味、そして心……機械のように形成されている部品の集合体が生み出す作用、とは一概に割り切れない不可解なものですね。
脳の発する命令を受け止めた身体が、それに忠実に行動する。
しかしながらそれだけでは、片がつかないわけです。


あ、おわかりでしょうが、わたしは別に医学も心理学も専門家じゃないどころか何も知らないので、ただの精神論的な話ですよw


ただ、その人格形成……『心』と呼ばれるものを含めた思考回路や嗜好、衝動は、育成されていく環境のみならず、遺伝子レベルや物理的な構造形成にもよるようです。

物理的に、例えば脳に欠損があれば人格にも障害が出得るし、環境に不備があればやはり人格に欠落が生まれ得る。
全てがそうとは限りませんが、少なくとも物理的不備が皆無で、一般的に健康とされる環境で育った人間よりは確率が上がる……のかもしれません。

でも一概にそうとは言えず、不備がなくともやはり生まれ得るのでしょうか。


そうして人格的な不能者と言うのは、もしかするとわたしが知らないだけで世の中には数多といるものなのかもしれません。
いえ、ともすればわたし自身そうでないとは言えません。
だってわたしは本人ですから、わかりませんもん。



けれど、そう言った人格的不能者……言い換えれば『心無い人間』と言うのは、一体どんな基準によって決定されるんでしょうかね。
逆に『普通の人間』『当たり前の人間性』の物差しとは、何なのでしょう。

医学も生物学も心理学も何も知らない無知なわたしには、その辺の定義ってのが良くわかりませんが、人間の人間らしさたるゆえんと言うものが、いかに曖昧なものなのだろうかと考えたりします。


個々の人間は全て違い、あらゆる意味で同一の存在など存在しない。
同一規格が存在しないのであれば、大なり小なりの違いは当然であり、よって普通など存在しない。
表面的にどう振舞っているのであれ、心の奥底の蓋を開いてみれば、そこはあらゆる混沌のるつぼのような気もします。

例えば残虐な行為を冷然と行える人に対して「心無い」と言われますね。
だけど、残虐性は誰しもが持っているものだし、例えばネットで残虐映像が喜ばれたり、映画や漫画、小説なども愛好家がいるから残虐性はなくならないわけです(ま、ウチも大概やってるかもしれませんが)。
見るのとやるのとは大きな隔たりがあるのでしょうが、そういった残虐性を少なからず誰もが持っているのだと仮定すると……うーん、それをも含めて「人であり」「心」なのだろうか。




でも。
それでもやっぱり、『人が人であるゆえん』『人間らしさ』と言うのは、恐らく言葉にならない実に曖昧なところで存在する。

……はず。



心を凍結しているカズキの思考回路を追いながら(お気づきかどうかわからないですが、第3部第2章に入ってからのカズキは『考える』だけで『感じている』表現がないんです。……ないはずなんですorz)、そんなことを考え続ける羽目になっているいちおの脳味噌もカオスですorz










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きゃー。このタイトル、怖いわっ……w



「QUEST」を書いていると、わりと頻繁に考えることがあります。
人は一体、どのくらい正気を保っていられるものなんだろう。
正気と狂気の境目は、どこなんだろう。

「QUEST」は異世界迷込みFTなので、主人公は物語の中の世界に馴染んでいません。
いろんな意味で慣れて来ているとしても、そもそも染み付いているものが根本的に違うのです。


具体的に言うのならば、生命に対する人々の認識であったり、自分自身の手を汚すと言うことへのボーダーであったり、そういうことです。


「QUEST」の舞台は、ありがちな(笑)ロードムービー的背景として魔物が横行し、人の命は容易く消えます。
しかしながら、主人公のカズキだけは根本的に染み付いている善悪の判断や良心の拠る所と言うのは、「現代日本」が背景にあります。
殺人事件や集団傷害などが起きないわけではないけれど、それは禁忌とされ、悪と判断され、自分の手を汚すことに自分が何より罪の意識を抱く。
人の命は重いものとして認識され、容易く消えるようなことはあってはならず、奪うなど論外です。
いえ、人に限らないですね。
少なくとも自分自身で置き換えれば、虫一匹殺すのさえ罪の意識を覚えます。
間違って虫を踏んでしまったとしたって申し訳ない気持ちでいっぱいになるのに、明確な意志を持って何者かを殺害するとなると……考えるだけでとても出来ないと思ってしまう。

物語を書き進めながら、「自分だったらどうするだろう」「カズキはこの出来事に対して何を感じるだろう」などと考えるわけですが、しかしながら時々わからなくなります。



だって、世の中には戦争ってものがあるじゃないか。



殺人事件のように、言わば例外的な認識をお持ちの方が人を殺すのではありません。
戦争を実行しているのは、概ね、通常では一般的な良識と善悪の判断をお持ちの方々だったのだろうと思います。

殺し合いたくて殺し合うわけじゃないのかもしれない――――でも、現地で実際に殺し合いを演じるのはそういう人々のわけですよね。

出来る出来ないではなく、しなければならない。
だけど今の自分を思えば、しなければならなくたって出来るとは思えない。
とは言え、それはみんなそうかもしれないし、だとしたらしなければならない環境に追い込まれた時、今は「無理」と思う自分さえもやはり武器を手に殺し合おうとするんだろうか。



果たしてそれは、狂気に侵され始めていると言うことなんだろうか。
それとも、己の防衛本能に従った結果の正気なんだろうか。



良く、血は人を狂わせると言います。
戦場にいると、血の臭いで頭が鈍磨してきて、人を殺すことに抵抗を覚えなくなり、それを越えれば更に快感になるとさえ聞きます。

だとすれば、それはもう理屈の話じゃない。
出来ないと思う自分でさえ、その時には嬉々として挑むのかもしれないですね。
それともやはり、どうしても出来ずに自ら死んでしまう方が楽だと思い始めるのかもしれません。

自らの本能が、極限状態に陥った時に、己に何を命じるかなんてそうなってみないとわからないとしか言えない種類のことなんでしょう、結局。




カズキが苦しむのと同様に、作者も苦しんでますが(笑)、彼の彼らしい選択を描けていれば良いなあと思います。






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ネタバレを含んでいるような気もします。













「QUEST」の続きをつらつらと考えていて、ふと思ったので書いてみます。

何度もココで書いていますが、「QUEST」は当初想定していたより、恋愛的要素を遥かに弱めて書いています。
恋愛ファンタジーとはとても言えない、恋愛は要素の一つに過ぎないと言う程度に留まっていると思います。


んで、今後も……ってほど、もう先は残されていませんが(そうでもないか?)、それはそんなつもりでいます。


ただ、男性がいて、女性がいると、恋愛フラグが立っているように感じることも多いのかなあって思ったりして。

ウチの場合、登場人物は男性の方が多い、ですか? 多分。
んで、その中に、「男性でもコトが済むだろうポジションに女性が来る」と「女性がいることに意味がある気がする=恋愛フラグ」なのかなあと思ったりしました。


バランスとして偏るのも逆に不自然だなあと思ったりしている部分もありますが、そりゃあ無意味に女性を出しているわけでもないですw

が、まあ恋愛フラグの意図は(概ね)なく。
フラグのように感じさせてしまうとしたら、それは要するにするっと溶け込んでいないということなので、わたしの反省すべき点であるとは思うのですが。


などと思ったのは、随分昔に「グレン×エレナ」と言う意見(提案?w)を頂いたなあなどと思い出したからですw
いや、ホントに昔。
まだ第一部とか、第二部第一章の半ばとかそんくらいだった気がしますが。
現在公開されている部分(第三部第ニ章五話)まで読み進めて頂いているとおわかりかと思うので言ってしまいますが、グレンとエレナには恋愛フラグなんぞ、欠片も立ってませんw
ちなみに作者としては、そんなつもりは最初からなかったので、想像するとちょっと噴いてしまう……。

エレナのポジションに女性を持って来たのは、一応意味があります。
男性でも構わないっちゃ構わないのも確かなんですけど、いろいろと女性の方がしっくり来る部分があるので。技量も含めて。これは後々わかって……もらえるといいなあと思ったりしてますが。


そう言えば、ソフィアの登場には作者的にちょっと危惧を覚えていました。
シェインと恋愛フラグと感じるのかなあってw
ソフィアが女性であるのは、ユリアと同立場の君主になって欲しかったから。
それがゆえに、年齢と性別をユリアにあわせています。
まあ、リトリアのモデルに当時のロシアの要素が入っているので。



今んトコ、フラグを感じさせそうな女性キャラって、そのくらい?
まさかナタにフラグを感じる人はいないだろうと思うので……。
ユリアとニーナは、フラグってレベルの話じゃないですからねw
マーリアとアンドラーシは……まあ、いーんですけどw
ちなみにジフとメアリはフラグが立ってますが(立ってるんかいw)、脇役だし。本編に関係ないし……。

ま、受け止め方は読み手様次第なので、良いんですけど。
恋愛的な展開をお望みの方がいたら申し訳ないなあ、と思ったまでです。









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何ぞ? このタイトル;
いえ、今までにないほど更新が着々と遅れているので、せめてここくらい更新してみようと思ったのですが、何を書いて良いのかわからず。
「QUEST」を通して思ったことなど。


元々「元祖QUEST」は、「ただのRPG路線のモノ」でした。
元の話があると言うのはあちこちで書いていても、それがどんな話だったのかと言うのは、確かまだどこにも書いてなかった、です、よね……?

んで、じゃあそれを交えて。
今となってはどうでも良いことなんですが^^;


そう。「ただのRPG路線モノ」だったんです。
多分話の長さは現在の五分の一くらいだったんじゃないでしょうか。
もっと短いかなあ。ちょっとわからないですけど。
話の規模も、非常に小さいものだったと言うことになると思います。
ぶっちゃけて言えば、第一部でおしまいレベル規模ですね。
今ほど大風呂敷を広げていなかったので、こじんまりとカズキがロードームービー的に旅をして、冒険をして、それでおしまい。

当然出て来る人間ももっとずっと少なく、これがセラフィとグレンがいなかった理由です。
つまり、他国は一切関係なかったんです。
ヴァルス国内だけで全てが完結する話で、人間の敵キャラと言うのは必要なく、魔物だけいれば済んだんですよw
(レガード行方不明の理由は、もちろん別に用意されていたことになる)


それがどうして気がつけばこんな大風呂敷になってしまったのかorz


プロットを組み直した時に、冒険の筋書きをいろいろ付け足したのは、確かに大きな理由です。
直線距離の道のりをゴールまで行って帰ってくるような最初の筋書きに、自分で魅力を感じませんでした。
だから、いろいろ寄り道をさせることになったことや、帝国継承戦争が絡んだことは大きな理由でしょう。


でも多分、それだけじゃないだろうなあと思っています。


書いているうちに、自分の中で登場人物が人間として確立してきたせいでしょうね。
最初はキャラの背景は白紙だったと言うのは以前も書きましたが、「人間として確立してくる」と言うことは、「現在の立ち居振る舞いには行動理由があって、そこに至るまでの人格形成や過去がある」ってことじゃないですか。
そこが深まるに連れて、キャラの性格や思考回路、好みや衝動などが作者的に理解出来てきて、それによって「筋書きを追う」ものではなく「人間を描く」感じになりつつある、んです、多分。

それが上手く出来ているかどうかは別問題ですが(←おい)、少なくとも今はそういうつもりで書いている、と。

それゆえに、作者的に第一部は後半部より色々な意味で練られていないように思うし、人物の言動も浅はかに思えます。
で、反省して、大勢に影響がない範囲で精一杯書き直したりとか^^;
どんだけ反省をしても、話の筋書きを変えるつもりはないので限度はありますが、書き直す前はもっとスカスカだったような……。
少しは良くなったと信じています。

……と、「人間を描きたい」と思って書いていると、何て言うかワンシーンワンシーンが、分厚くなってしまうんですよorz
ワンシーンが分厚ければ、それが寄り集まっている物語は当然長くなるんですよ……。



多分、これが最大の理由のような気がします。



まあ、シナリオじゃないんだから筋書きだけ追っても仕方がないわけで、それはそれで良いんだろうとか思いつつ。
しかしながら、それを踏まえても……。



……長くなっちまったなあ。



一応「内容に見合う長さ」ってのが、何となくあるわけですよね、小説って。
「物語の内容がこうであれば、面白くするには最低限原稿用紙何枚くらいになるだろう」と言う長さ。
それより短ければスカスカで浅いものとなり、それより長ければ中だるみのするしつこいものになる。

果たして現在想定されている総枚数が、内容と見合ったものなのか、自分では自信がありませんorz










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