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【第16話】

「In The Mirror」を読んで下さっている方がこのカテゴリを見るんだと思うんですが、となると大体の方が、一矢が親とうまくいっていないと言うことは既に知っていると思います。
別に16話に限らず。


んで、ふと思いました。
親と、もめたりしますか?


ウチは、さすがにわたしはもうこのトシなので(どのトシ?)、もうもめるようなことは滅多にありませんが。
まあ、もめようもなくなっちゃったしな……。
それはともかく、今はもめなくても、昔はもめまくりでした。

お話の中で一矢は21歳……この頃のわたしにとっての親ってのは、何だっただろう?


……。
……いらない


ちょっと極端ですが、ま、似たようなことを思っていたような気がします。
「うるせぇ」とか「うぜぇ」とか「ほっとけよ」とか。

当時、実家にいたわたしは、何せ遊びたい盛りだし、彼氏もいるし、いろいろ遊び相手もいるし、家は遠いしで(笑)、帰って来るのは基本的に深夜でしたね。


だから、しょっちゅう喧嘩してました。


馬鹿ですね。子供ですね。ひとりで生きてる気になってんじゃねえよですね。
だけど、ハタチつったら立派に自我が確立してますから、自分で生きていけてるような気になっちゃったんでしょうかね。
って言うか、自立、したかったんでしょうね。
バイトで結構稼いだりもしてたし。
甘ぇよって言ってやりたいですね。


一矢は、そういう意味ではわたしとは逆なのかな。


「自立せざるを得ない環境に追い込まれてるんですね」と言う感想を下さった方がいらっしゃいますが、その通りなわけで。

わたしのように「自立がしたい」「自立出来るよ、ほっとけよ」と思ってるような奴は、甘いわけです。
家族と言う後ろ盾が、離れようが何しようが、必ず遠くからでも守ってくれている。
そのことを、恐らく無意識で知ってるんですよ。
何かあったら助けてくれる、どうにもならなかったらコメくれる(笑)


それは、今でもきっとそうです。


社会人として自立していて(ぷ~のくせに)、親元を離れて生活をしていて、それこそ保険だの年金だのも自分で賄ってるわけです。

が。

それでも、親は助けようとしてくれます。
何かあったらすぐに手を差し伸べるつもりでいてくれるんです。
ああ、書きながら、ありがたさで目が霞むよ(泣
素直に感謝出来るようになった自分に「大人になったな」としょうもない感想を抱きつつ、恐らくそれは親が生きている限り、わたしがいくつになろうが同じだろうと思います。


親って、本当に愛してくれるんですよね。
何歳になったって、自分の確かな後ろ盾です。


それを持たない一矢は、リアルに考えるとどれだけ心細いものだろうかと思ったりします。

今の一矢の年齢は、まだ若い。
だから反発する気持ちも多分あるし、何とでもなると思うだろうし、傷はあるだろうけどそれと同じくらい邪魔臭いと思っている気がします。

いや、こんな親ならわたしもそう思うだろうが(笑


だけどこの先、もっと大人になってくると、それが本当に重さとして圧し掛かってくるような気がします。





……。
…………。
………………ごめんね、一矢w



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