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【他のお話とか知らないと意味不明かも。ついでに言えば、多分ネタバレ】




「WRのこと」で書こうか、「登場人物のこと」で書こうか、カテゴリーを迷ったのですが、ここでいいや。

紫乃のことです。
「WR」に少し絡めて書きます(またかよ……ごめんなさい)。



恋愛相手と、一緒にいて心許せる……自分を曝け出せる相手と言うのは、往々にして違うことがある、ような気がします。

特に若い頃に好きになる相手だと、その人の前で良いところ、見せたいじゃないですか。

だからデートってなったら、お洒落にも気合入れるし、お化粧もしっかりするし、部屋に来るってなったら新しいインテリア買ってお花飾っちゃったりとか(そこまでしないか)。

わたしは、普通に会社に出勤して、急遽帰りに彼氏と会うことになって焦って、洋服買ったことあります。
んで、トイレで着替える。
化粧品を急遽買い揃える羽目になったこともあったなあ。

まあ、最初のうちなんかは誰が相手でも、テンション上がっちゃってるからそうなりがちだとは思うんですね。
それこそ幼なじみだとか、かなり仲の良い友達からスタートした恋愛とかじゃなければ。

でも、実はずっとそのテンションでいられ続けるわけはないんです。
逆に言えば、ずっとそうせずにいられない相手とは、長くは結局付き合えないと思うんですよ。
疲れちゃって。

家に帰れば、スウェットでごろごろしたいし、休みの日は化粧なんてしたくなかったりする。
そういう自分を、果たして彼に見せられるか。
そういう自分を見ても、果たして彼に受け入れてもらえると思えるか。



紫乃は、基本的にはフランクなキャラです。
どちらかと言えば少し男っぽいところのある、ざっくばらんな性格。
お話の中で一矢も自覚はありますが、一矢に対して恋愛的要素を含んだ感情と言うのを持っていないので、一矢に対している紫乃の姿と言うのが、偽らざる彼女本来の素の姿です。
「ZERO本編」で啓一郎と接する紫乃も彼女の姿ですが、書いていて最も素の紫乃の姿が出るなあと感じられるのが、作者的には一矢相手の時なんですよね。

んで、その時の紫乃と、「WR」で彗介に接する時の紫乃と言うのは、少し違います。
「WR -Side A-」で終わりの方に、彗介が「気を使ってたんだろうか」と考える場面がありますが、その通りです、気を使ってるんです。
言葉遣いとかはね、一応立場の違いがありますので、さておいても。
少し、紫乃の空気感が硬いんです。

それは、ひとえに彗介のことを彼女が好きだからかもしれませんが、本音を言えば多分キャラが合わないんでしょうw
少なくとも紫乃は彗介に対して、自分を見せることが出来る空気ではないんです、書いている側としては。
絶対に、そういう空気感に持っていけないの。どうしても。意図してるわけじゃなく。



そしてそれこそが、「彗介と飛鳥」「一矢と紫乃」と言うカップリングでお話を書こうと思った理由です。



紫乃は、彗介に対して、素の自分を出せないんですよ。
以前は「彗介&紫乃」と言うカップリングを考えていたことは前にも書きましたが、その後のお話と言うのまであったんですが、その中でもどうしても紫乃は、本来の自分の姿を彗介に出せないの。
逆に言えば、彗介も、そう。
飛鳥に対するようには紫乃に接せないし、どこか気を使ってるのはお互い様なんです。
そんな2人が、ずっと続くとは、思えないんです。

それに対して、同じ彗介を好きな飛鳥は、いろいろつまんないことを考えながらも素直な自分で彗介のそばにいられるんですよね。

そして一方、一矢はと言えば、一矢は紫乃に対して素が出るし、紫乃もまた然りだったりするんです。
多分、ウマが合うんでしょう。



好きになる相手が、恋愛感情抜きにした場合でも合う相手かどうかと言うのは、冷静になった時でないとわかんないです。
だって、恋愛感情ってそういうのに頓着してくれないんだもの。
だけど、恋愛感情がある間に人間関係を築いて、元々は合わないタイプだったかもしれないけど、合うようになってきたって場合ももちろんあるでしょうし。

いずれにしても、かっこつけた自分しかずっと見せられない相手とは、ずっと一緒にはいられない。



何だか、「In The Mirror」を書いていると、恋愛についていやにいろんなことを考えますw

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「In The Mirror」の中でたびたび出てくる、バー『listen』。
何を隠そう、いや別に隠してませんが、モデルがあります。

中野・・・のどっかにあるバーなんですけどw
元ミュージシャンのマスターがひとりでやっているバーでね、店続きの隣がちっちゃなリハスタで、「In The Mirror」の中で描写している『listen』は、まさしくそのお店をぱくってます。

どういう経緯でその店に行ったかと言えば、上司とマスターが仲良しで、その時は仕事でリハスタを借りてレコーディングしに行ったんですよね。
で、ついでに飲んじゃったみたいなw

レコーディングのブースなんかもすっごい変わってて、バーの方も中空にロフト席があったりして、雰囲気はどっちかって言うとアジアンな感じで、ちょっとお洒落でした。

住宅街にあるお店なので、そんなに繁盛しているわけじゃなかったけど、わたしが見ている間だけでも常連さんが何人かいる感じでしたね。

あれからまた行ってみたいなあって思うんですが、何せわたし、仕事で車で上司に連れて行ってもらったんで、2回しか行ってないし、正直道がわからないんです。
せっかくマスターがミュージシャンで面白そうだから、足繁く通って仲良くなりたいくらいなんですけどね・・・場所がわからなきゃ行けないさ!!

しかも店の名前もわからないと来れば、もはや収拾がつかない。



と言うわけで、『listen』は、明確にモデルになっているお店があります。
もしもそのお店に心当たりがあるようでしたら、誰か教えて下さいw


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【第7話】

平手打ちって、されたことやしたこと、ありますか?
わたしは両方あります(w

ただ、平手打ちを『された』のは男性にしかないので、男性と女性の痛みの比較と言うのは、わたしはわかんないんですけどね。
女性に平手打ちくらうような真似、したことないし。


で、『した』方。
これは高校卒業した頃ですね。
高校3年間、なぜかわたしを気に入り続けてくれた男の子がいたのですが(とは言っても、その間にナンパした女の子に性病もらってくるような奴で、お医者さんに処方されないおクスリをお持ちのような方だったので・・・たかだか知れてますが)、卒業して「どうしても1度遊ぼう」と言うことになり、会ったことがあります。

当時のわたしは、飛鳥のことは到底言えない無防備さで、あっさりと「今誰もいない」と言うそいつの家に攫われ、まあ先方としてはいろいろとしてみたいことがあったんでしょう。

・・・で、『パァァァァンッ!!!』。


男に殴られるのと女性に平手打ちされるのでは、女性の平手打ちの方が痛いと言うご意見は、その彼のご意見です。

女性の方が、手首がしなやかでスナップが効いているんだそうです(w


後々、この話を別の男性にしたところ、その方も双方に殴られた思い出があるんでしょうかね、ひどく納得していたので、そういうものかと思っています。


人を殴る機会ってのも、そうそうあるものではないと思いますが、わたしにとっても平手打ちを、しかも遠慮のかけらもなく手加減抜きでくらわせたのは、後にも先にもその時だけ。
良い経験になりました(おいおい)。


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片想いでも両思いでも・・・多かれ少なかれ、何らかの恋愛経験がある方は多いと思うのですが。

その誰かを好きになったきっかけとか、理由とか、明確に思い当たる人ってどのくらいいるものなのでしょうね。

わたしの持論としては、好きになった理由を明確に言えない――それが、恋愛なのだと思っているのですが。



まあ、多少は言えたりもするんでしょうね。
わかりやすい話で言えば、「顔が好き」(笑
あとはそうだなあ・・・一緒にいて楽しいとか、気が合うとか?

でも、まあ「顔」は固有のものだからともかくも、一緒にいて楽しいとか、あとは優しいとか・・・そういうのって、その人に限らない気がしません?
一緒にいて楽しい人は他にもいるでしょう、いないの!?!?・・・って話だよなあ、と。
にも関わらず、その特定の誰かのことが好きなわけです。

これって、不可思議。明確な理由とは言えない。
理由のひとつではあるのかもしれないけど、あくまでひとつに過ぎないと思うし、逆に好もしいと思える点がいくつもある人だって、それがイコール好きになるとは限らない。
となれば、好きなところが多ければ、恋愛感情として好きだと言えるものでもない。


結局、考えても良くわかんないような気がします。


自分自身を振り返ると、わりとそうなんですよね。
自分が好きになった人って・・・きっかけがね、あんまり良く覚えてないの。
好きになった理由も、わからないんです。
冷静に考えて「こいつ、本当に最低」って人もいたけど、そしてそれは当時も気づいていたけど、なのにわたし、今でも忘れられません。


好きになるのに、理由付けは、実はあまり必要ではないような気がします。
ささいなことで多分「いいな」とか思ったんでしょうね。
そうしてるうちに、気になって、気になっているうちに見始めて、見ている自分に気が付いて、自覚する。

ドラマのように、心揺さぶる出会いが、現実になかなかあるわけじゃありませんし。
自分にとって必要な人だと思うような出来事が、そうそう起こるわけじゃない。


なのに、好きになったりするんですもん。






・・・などと思いながら書いてます。
多分今日、「In The Mirror」の続きを公開します。

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【第6話】

京子に対してどこまでも最低な一矢です。
現時点で嫌われてるんじゃないかと、密かに心配してます(w
まあ、いいや・・・嫌われたまえ・・・(またそうやってキャラを見放す・・・)。


ご存知の方はご存知かと思いますが、「In The Mirror」と「WR」は偉く密接なお話で、別に両方読まなきゃならないことは全然ありませんが、繋がってます。

時の流れとしての順番は「WR」→「In The Mirror」ですけど、exの順番は「In The Mirror」がex3で「WR」がex4です。
何で「WR」の方が後かといえば、主人公が一矢で、「ZERO本編」の裏側に当たるお話だから。
余談ですが。


で、その密接な「In The Mirror」と「WR」でそれぞれヒーローキャラ(って言うのかなあ。女性は『ヒロインキャラ』ってしっくりくるけど、男性の『ヒーローキャラ』って言うと、何か言葉的にかっこ良くないと悪い気がする)である一矢と彗介。

キャラが相当違います。
一緒でも別に困りますけど。


何でそんなことを思ったのかと言えば、6話を書いててふと・・・「キスの重さ」などと言うしょうもないことを考えまして(w

ほら、良く娼婦の人はそういうオシゴトだから体は許すけど唇は許さないとかって言うじゃないですか?言いません?
キスはとても大切なものだから、商売ではしないんだと。

んでも、実際問題、自分に置き換えて・・・そりゃあ好きでもない人と何をするのも嫌ですが(笑)、でもねえ・・・酔っ払ってキスとかって、良くある話だよなあとか。
若い頃って、王様ゲームなんて馬鹿なことしたりもするし。


一矢にとって、キス程度はボーダー。
手出しの内に入ってない。・・・少なくとも現段階。
最低と言わば言えという開き直り。

彗介は・・・。
・・・(w
まあこの人、奥手だしね・・・^^;





紫乃を間に挟んで繋がるこの2人ですが、何とも違う性格をしてるよなあなどと思ってみたまでです。

何だか「WR」と比べてだいぶ歪んだ(!?)話を書いてるような気がするなぁ・・・^^;





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